「ポリッシュ」とは、ラボグロウンダイヤモンドのカットおよび仕上げ後のファセット表面の状態を表す、等級付けされた品質属性です。IGIでは、ポリッシュをカットや対称性とは別の独立した評価基準として、6段階のスケール(「理想(Ideal)」「優秀(Excellent)」「非常に良好(Very Good)」「良好(Good)」「普通(Fair)」「不良(Poor)」)で評価しています。 このグレードは、カットの際に各ファセットがどれほどきれいに研磨されたかを反映しており、一般的な特徴としては、クラリティグレードに影響を及ぼさないほど微細なホイールマークや表面の小さな傷などが挙げられます。「グッド」以上のグレードは、拡大鏡なしでは研磨上の欠陥が検出されないことを意味し、ファセットが石の表面全体で光をきれいに反射します。 「Good」未満のグレード、特に「Fair」や「Poor」では、表面の曇りが生じ、光が石の中へ入り出るときに妨げられ、拡大鏡下では、時には肉眼でも確認できるほど輝度が低下します。ポリッシュは、ラウンドやオーバルなどファセット数の多いカットにおいて最も重要であり、こうしたカットでは表面の不均一性が光の反射をより容易に妨げるからです。 予算に制限のある購入者にとって、「エクセレント(Excellent)」ではなく「ベリー・グッド(Very Good)」を選ぶことは現実的な妥協案です。肉眼ではその視覚的な違いはごくわずかであり、節約した分をカラット重量やカラーに充てることができます。日常使いのジュエリーにおいては、「ベリー・グッド」以上であれば、研磨が有意な懸念事項ではなくなる基準となります。 同程度のカラット重量のラボグロウンダイヤモンドを比較する際、価格差に注目する前にIGI証明書の研磨グレードを確認することは、光学的性能を確保するための確実な方法です。